「七浦七入」と呼ばれる波静かな湾内で、時間をかけて牡蠣は育てられる 採苗 ホタテの貝殻を海に入れて、殻の表面にカキの幼生を付着させる作業です。貝殻一枚あたり約50個の幼生が付着します。 抑制 付着したカキの幼生が1cmほどに成長したら、一日6時間天日干しする作業を数日続けます。この作業により、丈夫なカキを選別するとともに、フジツボやイガイの付着を抑制することができます。 垂下 カキの赤ちゃんが付着したホタテの殻を、間隔をあけて縄に通し、大きさが5cmほどまで成長したら、フロートの下に垂下していきます。 水揚げ カキを専用の巻き上げ機で水揚げしていきます。巻き上げ機のドラムで、かきに付着している海藻やホヤなどが取り除かれて出てきます。水揚げしたカキは作業場まで運ばれて、むき身や殻付きカキに加工されます。